分析チーム Y.K.
2021年入社
データに基づいて考える。メディックメディアの社訓の一つです。社内ではこれまで様々なデータを収集・分析し、コンテンツ・サービスの質を高めてきました。
一方でこれからは社内に蓄積したデータを社外でどう活かすのかを考える段階にきています。
メディックメディアのコンテンツは高いシェアを占めているため、サンプルサイズの大きいデータが集まります。医学の分野に絞って言えば、誰がいつどんなコンテンツを使って学習をし、その学生が国家試験でどのくらいの点数をとれたのかまでが分かります。今後はこれらのデータを使った新しい仕組みを考えていかなくてはなりません。
考えられる仕組みをいくつか挙げてみます。
例えば学生が利用できるものを考えた場合、どれくらいのペースで問題演習をすれば国試で安全圏に入るのかを提示する、あるいは、学習進度に合わせて最適な問題、視聴すべき動画をレコメンドするなどの仕組みが挙げられます。
また、教員が利用できるものを考えた場合、学習進度が遅れている学生を自動的に検知し、介入方法を提示する、あるいは演習履歴や模試の結果から教員が担当しているクラスの苦手な分野を割り出し補強すべき内容を提示するなどの仕組みが挙げられます。
医療の学習・教育の分野ではデータを活かした仕組みがまだ発展途上であるため、伝統や慣習に則った学習・教育が大きな割合を占めています。
もちろん伝統や慣習も重要ですが、そこに「データに基づいて考える学習・教育」という選択肢が当たり前に入っている世界を創っていきたいと考えています。