Webで会社説明会

クリエイタータイプ

クリエイタータイプ

A.M.
入社後、『病気がみえる』シリーズに携わる。

<座談会参加者>
編集部担当役員 M.U.
国立大医学部出身編集者 A.M. M.T. A.Y.
国立大医学部出身イラストレーター Y.K.

M.U.
「医師免許を取得した人材で、モノづくりのセンスがあるような人材がいれば、チームに加わってもらって、もっと分かりやすい使いやすい医学書を一緒に出していきたい!」って思うんです。だから、今日は、みんなと話しながら、どういう人材が向いているか、具体的に考えてみたいな、と。
M.T.
どういうコンテンツをこれから出していくのかによっても、求める人材は変わってきます?
先輩の医学部出身社員の学生時代のノート。

先輩の医学部出身社員の学生時代のノート。

M.U.
そうだね。まず、『病気がみえる』の新刊を増やしたり、改訂したりしてパワーアップさせていきたい。あとはみえる系の新企画だね。『薬がみえる』シリーズとか。監修の先生は多忙だし、多くの場合は図版を考えて描くことが得意じゃないから、みえる系の本は、図版の原案を編集部で作って先生に提案していくんです。一つ一つの図版を考えるだけでなく、パワーポイントでプレゼンするときの要領で、どういう順番でどういう図版をみせていくかも考えていく。で、先生と打ち合わせして図版を磨いていくんですね。だから、絵を描くのが好きなだけでなく、“伝える”ことに凝る人が『病気がみえる』系の本に向いていると思う。
A.Mさんは、『病気がみえる』や『薬がみえる』の図案制作で活躍してくれていますが、学生時代はどういうタイプでした?
A.M.
学生時代は、スケッチの実習が大好きでした。ただ形を写し取るだけでなく、臓器の構造であったり、疾患の病態などの背景情報を予習して、より「それっぽさ」を表現するのが楽しかったです。
M.U.
メディックメディアに入社したのはなぜでしょう?
A.M.
医学部入学直後に「メディカルイラストレーター」という職種の存在を知り、医学部で学んだことを視覚表現の形で活かす道もあるのかと、強い魅力を感じました。すぐに検索して、メディックメディアのホームページにたどり着きました。
先輩の医学部出身社員が入社後に描いた『病気がみえる』の図案。

先輩の医学部出身社員が入社後に描いた『病気がみえる』の図案。

M.U.
A.M.さんのような人材は「クリエーター型」の編集者といえる。『病気がみえる』に掲載するイラストはプロのイラストレーターが描いていますが、その原案を考えることは本づくりの中で一番重要な役割です。医学教育を受けているからこそ、一緒に図版のアイディアを練っていく僕たち編集者にとって「クリエーター型」の医学部出身者は非常に頼もしいパートナーとなります。こうした人材とチームをつくって完成させた『病気がみえるvol.7 神経』は空前の大ヒットになったのは記憶に新しいですね。