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医学書ならなんでも不況に強いのか?

最後に「医療系の学生を中心に展開」している理由をお話します。
これは、学生のみなさんは業界研究をしてもわかりにくいと思うので詳しくお話します。では、はじめましょう。

さて、年々縮小傾向にある出版業界のなかで、医学書は不況に強いといわれます。
確かにその通りなのですが、医学書ならなんでも安定して売れるのでしょうか。実は違います。
医学書業界だって、医学雑誌はインターネットなどの影響で徐々に縮小していますし、専門性が高くなればなるほど購買層は少なくなるから、分野によってはそれほど部数が出ません。
また医学は日々進歩していくため、一定期間経つと売れなくなってしまう本も多い。そうならないよう、「改訂」というバージョンアップが必要になるのですが、初版が売れなければ改訂はなかなかできません。
このように「医学書なら無難に何でも売れる」というわけではないのです。
そのような中で、「医療系の学生」向けの出版は、これまで解説してきた方法でトップシェアを取れさえすれば、非常に高い効果を上げることができます。

小社は看護師や栄養士など様々な職種の学生をターゲットにしていますが、ここでは「医学生」を例に「医療系学生向け」の出版について解説してみます。

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