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安定した企業体質を実現する

メディックメディアは、出版点数はあまり多くない反面、そのほとんどがランキングに入るという少数精鋭型のラインナップが特徴です。
新刊は厳選して企画制作し、新刊を乱発するよりも、「改訂」というバージョンアップによって確実にシェアを伸ばし維持することを優先しています。
これは限りある書店の棚でムダなく戦いやすいというメリットがあります。

読者や書店のキャパを超えて売れるかどうか分からないような新刊を乱発する方法は自転車操業的ともいえ、出版社を疲弊させる一因となっています。
対して小社では、年間発行点数はすくないものの絶版となった本がほとんどありません。
また学生数や過去のデータから印刷部数を決めやすく、返本率がかなり低いのも特徴で、例えば『病気がみえる』は、破損した本が戻ってくるだけなので、どの巻も返本率が2%しかありませんし(近年の平均返本率は約40%)、発行後年月が経っても販売部数が落ちにくい。毎年安定して売れるのです。
こういうタイプの本が多いため、メディックメディアは安定した体質を持ち、爆発的に伸びることはなくても着実に成長を継続できています。
もちろんそれだけの商品力を生むためには、相応の“がんばり”とコストが必要です。

しかし、それを的確に実行できれば、次のような、正のスパイラルを生みだすことができ、高いシェア率を伸ばし保つことができるのです。

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