入社のきっかけは?

M.K.

卒論、修論の発表スライドです。今見ると改良の余地がたくさんあるように感じます…

私はもともと研究職に就きたくて薬学部の4年制学科に入学し、大学院の修士課程まで修了しました。就活中に受けた職種も大半が研究職でした。そんな中、出版社であるメディックメディアに応募したのは、在学中、研究そのものよりも研究内容を分かりやすく表現することに魅力を感じたためでした。昔から絵を描くことが好きだったこともあり、研究発表のスライドにオリジナルのイラストを入れ、より分かりやすくなるよう試行錯誤していく作業はとても楽しいものでした。薬学部の教科書は難解なものが多く、常々「分かりやすい本があればいいのに…」と思っていたこともあり、「専門的な知識を わかりやすく より多くの人に提供する」ことをモットーとするメディックメディアこそ、自分の求めていた就職先なのではないかと考え、入社を決めました。

現在の仕事は?

M.K.

アルバイトさんと原稿の内容についてディスカッション中です。

現在は薬学分野の中でも総論的・基礎的な内容の新刊を製作中です。薬学の基礎を解説したコンテンツはメディックメディアでは初であり、社内に表現の指針となるようなものはないため、ゴールがみえない手探りの作業です。今作っているものが本当に読者さんに喜んでもらえるものなのかは発行してみないと分かりませんので、不安になることもあります。ですが、監修の先生方だけでなく、薬学生や薬剤師のアルバイトさん、他の編集者など多くの方々から客観的な意見をいただき、日々改良を重ねています。他社のコンテンツも含めて指針となるものがないということは、これまで世界になかったものを制作しているということ。大変ではありますが、とてもやりがいのある仕事です。

会社の雰囲気は?

M.K.

忘年会で社長賞をいただいたときの写真です。いつもお世話になっている先輩と一緒に。

年次に関係なく仲良くできる雰囲気があり、一緒に料理を作って食べたり、遊びに行ったりすることもあります。仕事については個人の裁量が大きく、マイペースに進めることができます。かといって放置されるわけではなく、仕事の量や進捗は上司と共有できており、困ったらいつでも相談できます。
私は入社4年目のとき、社長賞をいただきました。このような賞は、斬新な新企画を立ち上げた方や売上を大きく伸ばした方などが受賞するイメージがあったのですが、当時私が担当したのは特に目新しくもない問題集であり、私が企画を立ち上げたわけでもありません。退職することになった社員から引き継いだ仕事に対し、作業効率を上げる工夫を考え、もともと自分の仕事と並行して期間内にやり遂げたことを評価していただきました。このような、目立たない所で頑張っている人も評価してくれる会社です。

PRIVATE休日の過ごし方

頭を使う仕事が続くと単純作業に没頭したくなります。
そんなときに、羊毛フェルトや編み物で何かしらを作ることがあります。
このネコナースとスーパートマトも気分転換ついでに作ったものなのですが、他部署に渡り、公式SNSなどで使ってもらっています。ただの趣味が他の人の役に立っていて、何だか嬉しいです。

休日の過ごし方

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