同期です。今でも公私ともによく相談に乗ってくれるのでありがたい存在です。
元々文学部で研究者をしていたこともあり、書籍の編集者をイメージして入社式を迎えました。
しかし、入社式当日「うちは出版社じゃない。総合メディア会社なんだ」と社長に言われて、「え!?笑」となったことを今も覚えています。
入社して看護師国家試験対策の参考書・問題集の書籍制作を担当した後、医学の講義動画を担当し、現在は医学の講義動画のグループをまとめつつ、研修医・医師向けのデジタルサービスの立ち上げを担当しています。
入社までイメージができていなかったデジタルサービスの編集者。でも、実際に動画の編集や、サービスの運用に関わると「スマホが当たり前の今、これは書籍よりももっと身近なところに関わるものづくりができるんじゃないか」と感じ、色々とやりたいことが湧いてきました。
動画の講師の先生との打ち合わせ風景です。SNSで漫画を始めようと言って、コマ割りを実演していただいているところ。
動画講義コンテンツはただ”医学情報”を届けているのではなくて、”先輩がそれをどう理解したか”を届けていると思っています。
だから、講師となる先生とのコミュニケーションは念入りに行う必要があります。話を聞いて、考え方の大切なポイントを理解して、それが伝わるようなレジュメはどういう構成か、どういう編集にするとユーザーが見たいと思えるか、そうしたことを考え先生に提案し、相談しながら試行錯誤することで制作を進めます。
縦型ショート動画が身近になったタイミングで、教材としてのショート動画も本格的に作り始めました。ショートの醍醐味は制作のしやすさ。一緒に新しいコンテンツを作ろうと意気投合した先生と楽しくも挑戦的なものづくりに取り組んでいます。
心強い若手Drの先生とスマホ用のコンテンツの検討をしています。
最近はスマホで見ることに主眼を置いたポケットマニュアルを制作しています。研修医の先生が困った時、検索してすぐに情報が引き出せるよう記事を小分けにし、相互リンクさせることで知りたいテーマを深掘りすることでができるように制作しています。紙の書籍の電子化では不十分だと感じることがあったので、新たに制作し始めました。
まだまだ僕たちには力不足なところがあります。ノウハウもなく、失敗も多いですが、編集者としてどういう形であれユーザーの課題を解決するものづくりに挑戦する意欲を失ってはいけないと思います。
僕個人としては、今の若手の医師の先生が欲しいと思える形でしっかりと上の先生の考え方を届ける事業を作ることが目標です。医師の働き方改革もあり、現場で教育にかけれる時間も減っている中、デジタルサービスを通じて臨床教育を全力でアシストできる存在になれたらと思います。
※動画コンテンツ制作
出社 原稿を制作するDrアルバイトさんと方針を確認する
1日の予定確認 コーヒーを淹れながら今日の作業内容を確認する
動画を確認 先生から送られてきた動画を確認し、チームで編集方針を検討する
原稿整理 集中して原稿の確認....
ランチ 同期と近くへランチに出かける
アルバイトさんとMTG アルバイトさんと改めて原稿の相談を行う。その後は動画の編集を開始
講師Drと打ち合わせ 動画講師Drと打ち合わせ。今後の制作テーマの相談を行う
退社 講師Drへ御礼のメールを送り、飲みに行く
休日の過ごし方
いい意味で(?)飲む機会が増えました。色んな背景の人と飲み屋で知り合うことも増え、日々成長できている気がしています。