病院勤務、忙しいですよね。
医師として働いてきた13年間、ずっと後回しにしていたことがありました。
私は救急医として臨床に従事してきました。医師として成長するほど、自分が知らないことがいかに多いのかを実感する日々でした。人にものを教えることが得意で好きだったはずなのに、医師になった私は指導の時間をとることが苦手で、思ったことの1割もできませんでした。要領のよい同僚たちが、自分の仕事と若手の指導を両立する様子を見て感心していました。
医師として働くことには真摯に向き合ってきたつもりです。しかし医学生や若手医師の指導・サポートは、「今は忙しい」と言い訳して後回しにしてきたのでした。
でも、言い訳はやめました。
しゃべる動画のときはのどが渇きます。
私は今、主に研修医のための動画教材を制作する仕事をしています。忙しい臨床現場の合間、マルチタスクの一環として教えるのは得意とは言えなかった私ですが、病院という枠を飛び出すことで若手のサポートというテーマに真正面から取り組みたいと思ったのです。
決断は大正解でした。私が臨床で学んできたことを、動画という形で、必要としている人に届けられるからです。ショート動画はコンパクトに、知識が必要なその瞬間に見られるように作り、解説動画は「なぜ?」が解決し、記憶に定着するように作る。ものづくりのゴール地点には常に医療者がいるのです。
同僚、社外スタッフ、医学生バイトさんたちと、わかりやすい表現を追求する作業は、一見地味なようでいて、難問パズルに立ち向かうようなワクワク感に満ちています。
おしゃれなオフィスです。
でも、医者という職業をやめた訳ではありません。むしろ今まで以上に医者でいられているのかもしれません。
幸せなことに、会社で働く傍ら、医師としての技能を維持できるような働き方をさせていただいています。働き慣れた病院で、非常勤という新たな立場で働いています。忙しさはそんなに変わらないはずなのに、不思議と若手医師と対話する時間が増えました。メディックメディアに入社したことがきっかけかどうかはわからないのですが、医師として少しだけ、でも確実に成長を実感しています。
私のすごく個人的な変化についてお話ししました。私は13年かかって一つの決断をしました。もしお話する機会があったら、あなたのお話も聞かせてください。私はいまメディックメディアにいます。
※動画撮影の日
出社 仕事前にコーヒーを飲んでリラックス。給湯室は癒しの空間です。
撮影物品の準備 準備忘れのないように台本を照らし合わせて、必要なものを揃えます。
動画編集チェック 前回撮影分の動画の編集後チェックをします。字幕や図版、構成などにも注意します。
ランチ 持参したお弁当を食べて、短時間のお昼寝。プチ贅沢な時間です。
撮影準備 大会議室で他の社員と撮影機材・小道具・医療シミュレーターなどを準備をします。
撮影 白衣を着て、台本に従って動画撮影。カメラに気を配るのはなかなか大変です。
撤収作業 小道具類を片付けて会議室から撤収します。撮影データはPCに移して保存します。
退社 明日のスケジュールを書き出して本日の業務終了!お疲れ様でした。
休日の過ごし方
料理が好きなので、休日は何かしら小麦粉を触っていることが多いです。最近はまっているのはパスタの手打ち。パスタマシンがなくても作れることがわかって、せっせと作っています。
