なぜメディックメディアに転職を?

M.K.

臨床で働いていた頃に使用していた道具類や手技を記載したメモ帳は、仕事をするうえでの必需品。現場では、ポケットにつめて病棟を駆け回っていました。

私は、大学を卒業してから約3年間、看護師として急性期病棟や手術室など様々な臨床現場を経験しました。看護師は、基本的に専門の科があるわけではないため、働く場所が変わるたびにその科で必要な知識を一から学ぶ必要があります。その際に様々な看護系書籍を使用していたのですが、文字ばかりの本の内容が頭に入ってこなかったり、なかなか知りたいことが載っている本に出会えなかったりと、もどかしさを感じることが多くありました。そんな中、効果的なビジュアルと分かりやすい説明で構成されたメディックメディアの書籍には何度も助けられ、自分も看護師や看護学生さんの勉強の助けになるような分かりやすい学習教材を作りたいと思うようになりました。医療出版社の中で、医療従事者を積極的に採用している会社は私が探したかぎりではメディックメディア以外になく、読者参加型の書籍作りを大切にしていると感じ、転職を決めました。

実際に働いてみてどうですか?

M.K.

様々な書籍を読みこんで情報を集めるところから、原案づくりが始まります。学んだ内容は、自分以外の人が読んでも分かるよう、シートにまとめていきます。

現在は、看護師や看護学生向けの教科書である『看護がみえる』の制作を担当しています。実際に働いてみて一番嬉しく思ったのは、今までの臨床経験を存分に活かして仕事ができることです。一般的な出版社だと、外部の医療従事者や大学の先生に原稿の執筆を依頼し、編集者が手直しをして書籍を出版することが多いです。一方メディックメディアでは、編集者がアルバイトさんとともにゼロから本の構成や内容を考えて文章やビジュアルを作成し、書籍を形にしていくスタイルを採用しています。そのため、内容を考える際に今までの臨床経験が大いに役立ちます。もちろん、経験の中で言えることには限りがありますし、今まで以上に勉強したり、先輩方と議論を深めたりすることが必要です。しかし、そんな努力を経て自分の仕事が書籍として形になっていくのは、臨床現場では体験できなかったことであり、大きな達成感を感じています。

転職を考えている医療従事者の方々へ一言

M.K.

臨床経験者であっても、当然分からないことはたくさんあります。少しでも迷ったら、先輩に気軽に相談できる環境が魅力です。

医療従事者が出版社に転職するというルートは、一般的ではないかもしれません。臨床経験のある人を積極的に採用している医療系出版社は意外と少なく、私も転職を進める中で不安に感じることもありました。しかし、実際にメディックメディアで働いてみると、今まで臨床現場で努力して積んできた経験や学んできたことが今につながり、本として形になっていくことの楽しさや嬉しさを味わうことができました。そして、そうして作られた本が、かつて自分がそうだったように、次の世代の看護学生さんや医療従事者の方々の学びを助けていくのだと思うと、自分の経験を現場に還元できる喜びも感じています。興味を持たれた方は、ぜひ応募してみてください!お待ちしています。

PRIVATE休日の過ごし方

大学で吹奏楽を始め、今もアマチュアの吹奏楽団体でアルトサックスを続けています。コンクールや定期演奏会に向けて練習に励んでおり、楽器を背負って出社することもあります!写真は演奏会の時のものです。最近は、病院の看護師として働いていた頃はできなかったネイルや、昼休みの外食ランチも楽しんでいます。

休日の過ごし方

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