研究を通して「好き」に気づいた大学院時代

A.K.

早稲田大学と東京女子医大の合同研究施設「TWIns」で研究していました。

私は大学院時代、脳神経の発達に関する研究をしていました。日々細胞の培養、凍結切片の染色観察など、実験や論文制作に没頭する学生時代でしたが、研究に励むうちに研究のステップの中で「体系的に物事をまとめる」フロー(例えばプロトコルを整理したり、学内発表や学会発表用の資料を作成する)が好きだと感じるようになりました。
思い返せば、中高生~大学学部時代もノートをまとめたり、それを人に教えたりすることが好きだったと気付きました。特に生物・基礎医学の領域を学び、まとめていた大学学部時代は最も勉強が楽しかった期間かもしれません。
そんなことをぼんやりと考えていた頃、偶然、研究室の先輩が棚に置いてくれていたメディックメディアの『病気がみえる』や『イヤーノート』に出会ったんです。

他社を経験して中途社員として「メディックメディア」に

A.K.

原稿やユーザーニーズに向き合う日々です。

なんて分かりやすい本だ!よくこの分量が1冊にまとまっている!おもしろい!と「メディックメディア」の書籍を見てときめいたことをよく覚えています。面接の時も入社後も、「なんでうちなの?」聞かれるたびに言いましたが、初恋のような出会いでした。
その後、就職活動では「体系的に物事をまとめる」「医学」の軸に加え、自分が得意とする「対ひと」のお仕事ができる会社を希望し、新卒では製薬系の開発業務(データ整理)に携わることになりました。そこでの仕事もとても楽しかったのですが、どうしても「メディックメディア」への恋心が冷めず、中途の編集未経験社員として応募したんです。
幸いにも採用してもらうことができ、自分の「得意」と「好き」を活かせる「初恋」の企業に潜入することができました。

ユーザーである医学生や医師とともに制作できる環境

A.K.

先日元バイトさん同士の結婚式で、挨拶をさせてもらいました!

私は現在、『イヤーノート』という書籍ををメインに担当しており、医学生や医師と議論を重ねながら制作を進めております。
書籍づくりだけが編集の仕事ではなく、最適な伝達媒体や、コンテンツの仕組みそのものを考えていくことが必要です。
そのために、ユーザーさんへのヒアリングは非常に重要なのですが、医学生時代にアルバイトとして一緒に働いてくれていた学生さんにヒアリングしたり、卒後医師になった元アルバイトさんと一緒にお仕事をしたりと、ユーザーに密着して仕事ができています。
自分も年次が少しあがり、元バイトさんも医師になり、視点を変えて様々な議論ができることはとても魅力的だと感じています。

PRIVATE休日の過ごし方

息子と夫と、牧場や動物園にドライブがてらお出かけしています。動物と搾りたての牛乳を息子と楽しむことが最近の楽しみです。
メディックメディアの社員は動画も編集できる方が多いので、自分も先日参加した運動会の動画編集にチャレンジしてみました。凝らなければ案外簡単にできるのだなあ~と趣味になりそうです。

休日の過ごし方

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