学芸員資格を取るための博物館実習での1枚。展示を自作カンペで解説しました!
幼い頃から「生命の神秘」や「宇宙のロマン」といった科学の話が好きだったので、高校の進路選択は迷うことなく理系を選びました。
しかし、自分の興味が「研究」というより「難しい科学の研究内容を分かりやすく・面白いと思ってもらえるように伝える」ことであることに気付き、大学時代は専攻していた生物学を学びつつ、教育系の授業も履修していました。
そして、学科の友人の大多数が大学院進学を考えるなか、「理系」と「教育」の両方に携われる企業に就職したいと就活をしていました。
何気なく覗いたマイナビの先輩の記事を見てメディックメディアを知り、「専門的な医学知識を分かりやすくより多くの人へ」というビジョンに感動し、「私のやりたいことそのまんまだ!」と思い、熱い想いをぶつけたところ運良く内定をいただき編集者として働くことが決まりました。
原稿を広げて作業してもストレスフリーな広い自席デスク!アルバイトさんとここで色々話し合います。
とはいえ、入社前の気持ちは期待より若干不安の方が勝っていました。
メディックメディアでの本作りは、読者である医学生アルバイトさんと編集が一緒に内容を考えます。
理系とはいえ細かい医学知識をほぼ持たない素人の私が、アルバイトさんと1対1で書籍の内容を話し合えるのかと心配し、入社前の面談で先輩社員に何度も質問した記憶があります…(笑)
入社して初めてアルバイトさんと書籍の内容検討の会話をした時は、緊張や「何が分からないのかすら分からない!」状態で何とか会話を繋ぐことで精一杯でした。
しかし、毎日アルバイトさんと会話したり、先輩社員とアルバイトさんのやり取りを見せてもらったりして、徐々に会話の中で「編集者として内容のどこを理解すべきか」が分かるようになり、自分が分からないことを積極的にアルバイトさんに質問して、より密に話し合いができるようになりました。
『イヤーノート』と撮っていただきました。はじめて『イヤーノート』を見たときは「なんて分厚い本なんだ...」と思いましたが、担当になった今、各分野の情報をコンパクトにまとめるのに奔走しています。
現在は、主に医学生や初期研修医を読者にもつ『イヤーノート』という書籍を担当しています。
アルバイトさんに助けられながら、専門的な知識を噛み砕いて分かりやすく整理し直し、本を作っていくお仕事は簡単ではないですがとても楽しいです!
新人として、自分の担当書籍での経験を1つ1つ足場にして、今あるコンテンツをもっと分かりやすく・使いやすくすることや、書籍という形にとらわれない分かりやすいコンテンツ制作に貢献したいと考えています。
私と同じ理系就活生の方は、研究開発者のキャリアだけではなく、専門知識を分かりやすく伝えるクリエイターのキャリアも是非一度考えてみてはいかがでしょうか。
休日の過ごし方
知らない街にふらっと出かけて写真を撮ることが今の趣味です。一見何もなさそうな場所でも、歩いてみると良い雰囲気の喫茶店や雑貨屋さんがあったりして面白いです。会社で社員やアルバイトさんとの会話のきっかけにもなっています。