データの活用を通じて、会社やユーザーにとっての新たな価値を生み出します。
メディックメディアのデータ分析チームは、データの活用を通じて、会社やユーザーにとっての新たな価値を生み出すべく尽力しています。
社内に存在している多くのデータを、Google Cloudのサービスの1つであるBigQueryに統合することで、効率的にデータを活用するための基盤を整備しています。そしてその基盤を用いて、SQL、Python、Google Apps Script、BIツールなどを使った可視化を行っています。
具体的には、学校教員が学生の学習補助を行う際に用いるユーザーの学習ログの可視化を行ったり、編集部がコンテンツの改訂方針の参考とするための各商品の購入・使用データをまとめたり、という業務を行っています。
また、社内で手作業で行われているデータ処理の自動化を行うことで、編集や営業のプロによりふさわしい時間の使い方をしてもらうことも、データ分析チームの大きな役割です。
分析チームのポリシーは、社内に存在するデータの価値を最大化することです。
データは財産であるとよく言われますが、それは原石のようなもので、磨かないと光りません。統合し、かけ合わせて、意味を与えることで、初めて真価を発揮するものです。
近年は、学生が勉強する環境もオンライン化が進んでおり、リアルタイムで得られる情報が増えてきています。これらのデータを、各種コンテンツの政策方針や会社の経営方針に活かさない手はありません。
分析チームでは、それぞれの部署と連携することで多くのデータを統合した基盤を作成し、編集者や経営陣にヒアリングを行うことでニーズを確かめながら、彼らが最も有意味に、効率的にデータを参照できるような環境の整備に取り組んでいます。
またこれらのデータを用いて、各種コンテンツのユーザー体験の向上にも貢献していきたいと考えています。
メディックメディアの社訓(Mission Statement)の1つに「データに基づいて考える」というものがあります。編集部も営業部もそれぞれの戦略判断を行いながら業務を遂行しますが、その判断の根拠としてデータを重視するべき、という指針です。
この指針の効果を十全に発揮するためには、社内にどのようなデータがあり、どのような活用方法があるか、を各社員が理解し、それらを自在に扱える必要があります。このように、データ担当者を介さずともデータが価値を持って動けるようになることを、「データの民主化」と呼びます。
データの民主化が達成された状態を実現するため、社員がデータにアクセスする敷居を可能な限り低くし、誰もが気軽にデータを利用することができる環境を整備することが、われわれデータ分析チームの使命です。